ゴジラ-1.0 – 視聴メモ(作品評価 A)

8.4

ゴジラ-1.0 画像01
ゴジラ70周年記念作品「ゴジラ-1.0(ゴジラ マイナスワン)」をAmazonプライム・ビデオで2024年08月19日に視聴しました。

この映画はゴジラ作品30作目ですが、わたしはゴジラの作品は過去に一度も視聴したことがなく、この「ゴジラ-1.0」が、わたしにとって、はじめて視聴したゴジラ作品です。

第96回アカデミー賞で邦画・アジア映画史上初「視覚効果賞」を「ゴジラ-1.0」が受賞したことが視聴するきっかけとなりました。

少し映画のネタバレがありますので注意してください。

スポンサーリンク

ゴジラ-1.0のストーリー&主要キャスト

映画のストーリー

<映画のキャッチコピー>
戦後、日本。
無から負へ。

舞台は太平洋戦争によって焦土と化し、食料不足、住居の喪失、インフラの破壊など、何もかも失われたなかで復興を目指す戦後の日本。

戦争から生還するも、両親を失った帰還兵 敷島浩一(神木隆之介)は、焼け野原の日本で一人強く生きる大石典子(浜辺美波)と、彼女が見知らぬ他人から託された赤ん坊の明子に出会い、共同生活を始めるようになる。

戦争を生き延びた人々が少しずつ日本復興を目指すなか、追い打ちをかけるかのように謎の巨大怪獣ゴジラが出現して、圧倒的な力で街を容赦なく破壊してゆく。

主要キャスト

監督・脚本・VFXは山崎貴さん。主人公の敷島浩一は神木隆之介さん、ヒロインの大石典子は浜辺美波さんです。

脇を固める俳優陣も青木崇高、吉岡秀隆さん、安藤サクラさん、佐々木蔵之介さん、山田裕貴さんと実力派揃いで「ゴジラ-1.0」は豪華です。

山崎貴さんが監督作品で視聴したことがあるのは「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年)」「STAND BY ME ドラえもん(2014年)」「BALLAD 名もなき恋のうた(2009年)」です。「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」と「STAND BY ME ドラえもん」は映画館へ足を運んで視聴しています。

松たか子さん主演の「ラストレター」でも素晴らしい演技をしていましたが、神木隆之介さんの出演している作品で印象に残っているのは「3月のライオン(2017年)」。

ラストレター - 視聴メモ(作品評価 A+)
映画「ラストレター」の視聴メモページです。「ラストレター」は2020年公開の恋愛映画で1995年「Love Letter」のアンサー映画です。監督・脚本・原作は岩井俊二、出演は松たか子、広瀬すず、福山雅治、神木隆之介です。

旬の女優さんの浜辺美波さんが出演している作品で印象に残っているのは、やはり「君の膵臓をたべたい(2017年)」です。

さまざまな賞を受賞

ゴジラ-1.0 画像03
第96回アカデミー賞 視覚効果賞、第47回日本アカデミー賞をはじめ、「ゴジラ-1.0」はさまざまな賞を受賞していますが、第96回アカデミー賞で神木隆之介さんが優秀主演男優賞、浜辺美波さんが優秀主演女優賞、安藤サクラさんが最優秀助演女優賞を受賞しています。

<作品データ>
タイトル:ゴジラ-1.0(ゴジラ マイナスワン)
公開:2023年
時間:125分
監督・脚本・VFX:山崎貴
出演:神木隆之介, 浜辺美波, 吉岡秀隆, 安藤サクラ, 佐々木蔵之介, 山田裕貴, 青木崇高
視聴日:2024年08月19日
作品評価:A

スポンサーリンク

ゴジラ-1.0の感想 – 作品評価 A

食わず嫌いはよくないことに気づいた

ゴジラ-1.0 画像02
日本の特撮系作品を視聴したのは小学生のとき以来な気もしますが、結論から書くと「ゴジラ-1.0」は、本当に面白くて、食わず嫌いはよくないことに気づかされました。

今まで怪獣モノやヒーローものの作品を見ない理由はメッセージがないと決め込んでいたからですが、作品のなかには、しっかりと「生きる」というメッセージが作品の中には込められていました。

山崎貴 監督はVFXも素晴らしのですが、「STAND BY ME ドラえもん」で、子どもに愛されているドラえもんをラブストーリーにしたり、大人が観ても楽しむことができる作品に見事に仕上げます。(ただ、「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」のラストは少しやりすぎたかな?)

以下の動画は「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌「ひまわりの約束」のカバーです。

吉岡秀隆の演技が素晴らしい

映画の主題は吉岡秀隆さん演じる元海軍技官であった野田の以下のセリフであることは間違いありません。

思えばこの国は命を粗末にしすぎてきました。~戦闘機には最低限の脱出装置すらついていなかった。終いに特攻だ、玉砕だと・・・
だからこそ今回の民間主導の本作戦では、ひとりの犠牲者も出さないことを誇りとしたい。
今度の戦いは死ぬための戦いじゃない。未来を生きるための戦いなんです。

吉岡さんの演技が素晴らしく、半端ではないメッセージ性や説得力があり、映画の舞台を戦後の日本にした意味が「未来を生きるための戦い」に込められていました。(敵はゴジラですが・・・)

俳優だけでなくアニメの声優やナレーションなどでも定評のある吉岡さんの声や間というのは「北の国から」の子役時代から唯一無二です。

子役時代から活躍している神木隆之介さんも、吉岡秀隆さん同様にスタッフや共演者だけでなく、多くの視聴者にも愛される役者さんだと感じます。

天才子役から見事に脱皮した神木さんも、吉岡さんと同様に、きっとこれからもたくさんの良作や話題作に出演するでしょう。

「ゴジラ-1.0」はAmazonプライム・ビデオで視聴することができます。この記事を書いている時点ではプライム会員の無料特典となっていました。

» ゴジラ-1.0 Amazonプライムビデオ

ゴジラ-1.0 画像04

記事公開日:2024年09月02日 by KSTY



コメント