小森陽一さん長編小説「オズの世界」が原作の映画「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」は、2018年に製作された波瑠さんと西島秀俊さんのW主演の日本映画です。
オズランド 笑顔の魔法おしえます。のストーリー&主要キャスト
オズランドのストーリー
彼氏と同じ超一流ホテルチェーンに就職して夢と希望にあふれていた波平久瑠美(波瑠)に、系列会社が運営する地方の遊園地グリーンランドへの配属が言い渡される。
はじめはふてくされて、不満だらけの毎日を過ごすが、個性的な従業員たちや「魔法使い」と呼ばれる上司の小塚慶彦(西島秀俊)らに囲まれる日々を過ごすうちに、少しずつ働くことの楽しさや、やりがいに気づいてゆく。
<映画のキャッチコピー>
突然配属されたのは田舎の遊園地。
不満だらけの毎日を変えたのは、魔法使いのような上司との出会い
主要キャスト
「海猿」や「S 最後の警官」の原作者である小森陽一 さんの人気小説「オズの世界」を波瑠さんと西島秀俊さんの共演で映画化。脚本は「ヒロイン失格」の吉田恵里香さん。監督は「SP」の波多野貴文さん。
個人的に波瑠さんの出演作で印象に残っているのは「アゲイン 28年目の甲子園(2015年)」や「潔く柔く(2013年)」あたりです。
タイトル:オズランド 笑顔の魔法おしえます。
製作:2018年
時間:1時間44分
原作:小森陽一「オズの世界」
出演:波瑠, 西島秀俊, 岡山天音, 橋本愛, 柄本明
監督:波多野貴文
視聴日:2020年05月10日
作品評価:A
オズランド 笑顔の魔法おしえます。の感想 – 作品評価A
観ていて疲れない映画
主人公の久瑠美の最初の勤務態度は非常によくなく、露骨なほどに不満を態度に出しているので、新入社員とはいえ給料をもらっている社会人としてはありえません。
そこは映画だなと感じましたが、上司の小塚だけでなく、久瑠美以外の遊園地の従業員たちの無駄な力がいっさい入っていない感じが観ていて疲れなかったです。
久瑠美と小塚との最初の出会いでの「やめろよ呼び捨ては、キュンとすんだろ」のセリフは、小塚のキャラクターを象徴していると同時に、ポジティブで“理想の上司”を印象づけるものでした。
ちょっとした「元気」をもらえる
理想と現実のギャップを感じていたり、もどかしさを感じのなかで生きている人が観ると、大きな後押しとまでは言いませんが、ちょっとした「元気」をもらえる映画です。
映画に多くのものを求める人には物足りなさがあるかもしれませんが、わたしはキャスティングも含めてすごく好きでしたので、作品評価を「A」にした理由です。
西島さんが演じた小塚のようなポジティブな理想の上司がいれば、多くの人の毎日はきっとハッピーで楽しくなるでしょう。
現状で空回りしている女の子を主人公にした前向きな曲
2020年03月に「歌詞募集」でアップしたテーマを「現状で空回りしている女の子を主人公にした前向きな曲」にした楽曲がありますが、今のところ決定していません。
06月上旬までに採用者が出ない場合は、この「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」をモチーフにして、自分で歌詞を書こうかと思っています。