ハードディスクに録画していた孤島を舞台にした『旅立ちの島唄 ~十五の春~』を2017年03月にタブレットで観ました。
この『旅立ちの島唄 ~十五の春~』は、実話をもとに大人にになるには早すぎる年齢で人生の岐路に立つ主人公 仲里優奈(三吉彩花)の14歳から15歳の春を迎えるまでの1年間が描かれた2013年に劇場公開された映画です。
旅立ちの島唄 ~十五の春~のストーリー&主要キャスト
島で過ごす最後の1年
沖縄の絶海の孤島の南大東島には高校がないため、ほとんどの子どもたちは十五の春に島を旅立つのですが、島で過ごす最後の1年に、本当にイロイロとありすぎるなと思いました。
主人公の島を出てからの暮らしに対する不安と憧れ、淡い初恋、父親を一人にしてしまう罪悪感など、当時の自分が同じ立場だったらと思うと背負いきれない感じがします。
おとう、おかあ、ありがとね
島唄の旋律にのせて、少女は大好きな島に別れを告げる沖縄本島から東へ360km、絶海の孤島、南大東島には高校がない
子どもたちはみな十五の春に島を旅立つ―
実話をもとに練り上げられたオリジナル脚本から珠玉の感動作が誕生した
主要キャスト
仲里優奈/三吉彩花(1996年6月18日、埼玉県生まれ)
仲里明美/大竹しのぶ(1957年7月17日、東京都生まれ)
仲里利治/小林薫(1951年9月4日、京都府生まれ)
主役の三吉彩花さんは「旅立ちの島唄~十五の春~」「グッモーエビアン!」で、第35回 ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞しています。
三吉彩花さんが出演する作品で視聴したことがあるのは2015年10月11日から12月6日まで放映されたテレビドラマ「エンジェル・ハート」です。
ヒロイン 香瑩(シャンイン)役で出演していますが『旅立ちの島唄 ~十五の春~』と同一人物ということには気づきませんでした。
また映画「うた魂♪」(2008年)に出演していたみたいですが記憶には残っていません。
タイトル:旅立ちの島唄 ~十五の春~
製作:2012年
時間:116 分
出演:三吉彩花, 大竹しのぶ, 小林薫
監督:吉田康弘
主題歌:BEGIN「春にゴンドラ」
視聴日:2016年04月14日
作品評価:D
旅立ちの島唄の感想 – 作品評価D
Dr.コトー診療所のイメージが抜けなかった
主演の三吉彩花 さんは知らなかったのですが『グッモーエビアン!』で「毎日映画コンクール・スポニチグランプリ 新人賞」を獲得した女優さんで、実際に15歳のときに撮影されたようです。
大竹しのぶ さんと、小林薫 さんが脇を固めているので「まず間違いはない作品だろう」と、勝手に決め込んで観たのですが、小林薫 さんは同じ沖縄を舞台にした『Dr.コトー診療所』のイメージとかぶせてしまいました。
小林薫 さんと朝加真由美 さんの素敵な夫婦愛が『Dr.コトー診療所』では描かれていたので、『旅立ちの島唄 ~十五の春~』で上手くゆかなくなった夫婦を見せられると何とも言えない気分です。
感動作というのを強調しすぎ
本編とは関係なくそこが評価Dの主な理由ですが、「親から巣立つすべての子どもが共感せずにはいられない」など感動作というのを強調しすぎかなという感じです。
後、男の子が主人公に告白するシーンで、お決まりの友だちが隠れて見ていてバレてしまうというところがありましたが、正直好きではないです。
上手くいったから良いですが、あれは、いくらなんでも二人が可哀想です。