あだち充 さん原作で大ヒットした『タッチ』の約30年後の明青学園が舞台となっている「MIX(ミックス)」のアニメ放送が2019年04月より開始されました。
Amazon Prime ビデオで『タッチ』の映画とアニメ全話が無料視聴できるようになっていたので、現在、全話視聴しているところです。
アニメ第一部を観終わった後に1986年製作の劇場版第1弾『タッチ 背番号のないエース』を視聴しました。
タッチ 背番号のないエースのストーリー&主要キャスト
背番号のないエースのストーリー
<映画のストーリー>
明青学園高等部に入学した双子の兄弟の上杉達也と和也、そして隣に住む二人の幼馴染みの朝倉南の甲子園予選の決勝戦までを劇場版第1弾では描いている。
和也と南(マネージャー)は野球部で甲子園を目指す、達也がボクシング部へ入部するなどは原作と同じですが、大きく違うのはオリジナルのラストシーンです。
他にも達也の運動神経を見抜いて結構しつこく野球部に勧誘していたマネージャーが映画では野球部部長 児島悠子となっていたり、原作と映画版とではいくつか変更点があります。
映画の登場人物
上杉達也/三ツ矢雄二
上杉和也/難波圭一
浅倉南/日髙のり子
松平孝太郎/林家こぶ平
キャッチャー 松平孝太郎の声優の林家こぶ平 さん(現 9代目 林家正蔵)が非常に役にハマっています。
ヒロイン浅倉南の声優 日髙のり子 さんはテレビアニメ「MIX」の犬のパンチの子犬時代とナレーションも担当しています。
タイトル:タッチ 背番号のないエース
製作:1986年
時間:93 分
出演:三ツ矢雄二, 難波圭一, 日高のり子, 林家こぶ平
監督:杉井ギサブロー
主題歌:背番号のないエース/ラフ&レディ
原作:あだち充
視聴日:2019年04月29日
作品評価:C
タッチ 背番号のないエースの感想 – 作品評価 C
タッチの原作の素晴らしすぎる
映画のメインは和也の死後にユニフォームを着た達也が球場に現われて、和也の代わりに決勝戦のマウンドで投げるというオリジナルストーリーのラストです。
ただ、アニメ版『タッチ』第一部後、すぐ直後に観たこともあり、どうしても総集編な感じがしました。
原作に忠実なアニメ版を観て原作の素晴らしさを再確認した後ということもあり、決勝が没収試合となるストーリーは「ありはありかな?」くらいの感想です。
達也のピッチングがボロボロでなければ、もしかしたら違った感想を持ったかもしれません。
もちろん映画の最重要ポイントである和也の代わりに苦しみながら投げ続ける達也の姿を見て感動した人も多いはずです。
主題歌「背番号のないエース」/ラフ&レディ(ROUGH & READY)
映画主題歌のラフ&レディ「背番号のないエース」は、セールスの数字では残ってませんが名曲です。
わたしは、この世代の人間ではないのでラフ&レディ(ROUGH & READY)は、まったく知らないのですが、1986年03月にリリースされた楽曲は映画に完全にフィットしています。
ハートのエース背中に隠し
あいつのことをヨロシクなんて
お人好しの強がりだよね wow wow好きな気持ちを打ち消しながら
恋のマウンドひとりで降りる
背番号のないエースさ Heartache
楽曲「背番号のないエース」の作詞は売野雅勇さんですが、本当にプロの作詞家が書く歌詞です。
尚、アニメ番組『タッチ』の挿入歌にも「背番号のないエース」は使用されています。
面白いのとオープニングとエンディング曲を、すべてスキップしているので、話がドンドン進みます。(完全にハマりました。)
近日中に劇場版2作目「タッチ2 さよならの贈り物」も観る予定です。